非線形CAE勉強会
第4期非線形CAE勉強会・開催案内
第4期非線形CAE勉強会ご案内
拝啓 時下益々ご清栄のこととお慶び申し上げます。
非線形CAE勉強会企画委員会(代表 菊池昇、ミシガン大学工学部機械工学科教授)では、実務的な応用に根ざした非線形力学・動力学などの基礎理論およびCAEソフトで非線形性を扱う際の基礎技術を体系的に学び、身につける機会を提供することを目的として、「非線形CAE勉強会」を以下のように開催して参りました。
第1期 | 2001年度冬春期 東京 | 参加者: | 124名 |
第2期 | 2002年度秋期 大阪(共催:「CAE懇話会」) | 参加者: | 180名 |
第3期 | 2003年度冬春 東京 | 参加者: | 213名 |
これらの成功はひとえに皆様方のお引立てによるものであり、ここに厚く御礼申し上げます。
さて、非線形CAE勉強会の意図するところは、「非線形CAE協会設立趣旨」より抜粋した次の一節に含まれております。
「対象とする現象が非線形性を有する場合、線形を仮定したCAEの経験を単純に拡張することは一般には不可能であり、CAEに携わる全ての人が、経験という小さな殻に閉じこもることなく、弛まなく未知のものに対し、検証可能な数理的手法を駆使し理工学における非線形現象に立ち向かうことが要求される。・・・・やはり新しい枠組みが求められている。このような状況に鑑み大学や官・民の研究所、産業界の有志が集い、全員で新しい時代の要請に応えて行きたいという思いで・・・・」
この趣旨を踏まえ、このたびは場所に東海地区(名古屋)を選定して「第4期非線形CAE勉強会」を開催することになりました。特に今回は、第1期の勉強会開催当初から私たちの趣旨に賛同し、活動を支持して下さっている方々を中心に「企画準備会」を組織し、第4期の勉強会の企画に際しての有益なご意見を頂くことができました。頂いたご意見とこれまでの反省点などを踏まえ、下記のように第4期勉強会の内容が決定されましたので、皆様にご案内するとともに、参加の募集を開始したいと存じます。
今回は、力学・数学・解法などの非線形CAEの基礎となる理論を前半の2日間に限定し、後半の2日間は非線形CAEにおける「ベンチマーク」をテーマとした多種多様な講義で構成いたしました。前半の講義では、より深く理解できるよう、これまでの座学に加えて演習を取り入れることにしました。また、後半の「ベンチマーク」は単にソフトウェアや数値解法の精度をいうのではなく、モデリングから解析結果の評価、あるいは実験による検証など、広くCAE業務全般の水準と信頼性の向上を意図しております。
今回は、皆様方からの要望もあり、4日間通して受講する従来の参加形式に加え、前半と後半を個別に受講できるようにいたしました。非線形CAEに対する理解が深まり、それが企業活動の成果へと結実してゆくことを期待して、企業現場で非線形CAEに携わる方々はもとより、非線形CAEの技術を作り上げていくべき若い研究者の参加を心よりお待ちしております。
特定非営利活動法人非線形CAE協会
理事長 菊池 昇
日程
- 第1日目: 11月 8日 (土) 10:30〜18:00
- 第2日目: 11月 9日 (日) 10:00〜17:00
- 第3日目: 11月29日 (土) 11:00〜18:00 + 懇親会
- 第4日目: 11月30日 (日) 10:00〜17:00
講義スケジュールの詳細は、「講義日程」のページをご覧下さい。
場所
トヨタグループ 産業技術記念館:愛知県名古屋市(名鉄・名古屋本線「栄生駅」下車、徒歩3分)
定員
定員100名(先着順、定員になり次第締め切らせて頂きます)
参加費(税別)
・Aコース (全日程参加) | :30,000円 |
・Bコース (第1、2日参加) | :20,000円 |
・Cコース (第3、4日参加) | :20,000円 |
※ 但し、学生、シニアの方については割引があります。詳細は申込みページを御覧ください。
参加申込
申込みは終了しました。内容等の技術的な問い合わせ先
- 平郡久司
- E-mail:heguri-h@bridgestone.co.jp
- (株)ブリヂストン タイヤ研究部
- 〒187-8531 東京都小平市小川東町3-1-1
- Tel 042-342-6276 Fax 042-342-6287
参加受付等の事務に関する問い合わせ先
- 河野文子(担当)・小林卓哉
- E-mail: cae@mech-da.co.jp
- (株)メカニカルデザイン
- 〒182-0024 東京都調布市布田1-40-2 アクシス調布2階
- TEL 0424-82-1539 FAX 0424-82-5106