非線形CAE勉強会

第26期非線形CAE勉強会・シラバス

 

「形と構造のCAE 〜設計力を上げる力学〜」

第2日目(2014/12/14,10:00〜16:40)

2-1 材料力学と構造力学の小クイズ
〔寺田賢二郎(東北大学)〕
    • ・材料の変形
    • ・構造の変形
    • ・コンター図当て
    • ・曲がり方予測
    • など
2-2 構造力学とは何か
〔斉木功(東北大学)〕
  1. 構造の力学モデル
    • 1.1トラス・はり・板・シェル
    • 1.2合応力としての断面力
    • 1.3支配方程式
  2. 構造力学の目的
    • 2.1手計算力学
    • 2.2断面力から応力を求める
  3. 構造力学で用いられる解法
    • 3.1仮想仕事の原理と補仮想仕事の原理
    • 3.2相反定理とMuller-Breslauの方法
2-3 構造要素の基礎
〔山田貴博(横国大学)〕

構造物をはりやシェルなどの構造要素を用いてモデル化することは,計算効率の面だけではなく構造物における力学メカニズムを理解する上で有用である.一方,構造要素には力学挙動を適切に表現するための技術が用いられており,要素定式化の背景を理解することが重要となる.ここでは,はり,板,シェル要素の理論の基礎と適用範囲を概説する.また,シェル構造については,力学挙動の理解するための合応力について解説する.

  1. はり要素
  2. 板曲げ要素
  3. シェル要素とシェルの力学