講演会・講習会
2008年度講演会・講習会
サマースクール
非線形CAE協会サマースクール
「非線形力学と有限要素解析の基礎」
特定非営利活動法人非線形CAE協会
拝啓 時下益々ご清栄のこととお慶び申し上げます.
非線形CAE協会では,実務的な応用に根ざした非線形力学・動力学などの基礎理論を体系的に学び,身につける場として定期的に「非線形CAE勉強会」を開催し,既に13回を数えるに至りました.
今回,より本格的な学習の場として,サマースクールを以下のように開催致します.企業の方だけでなく,大学・大学院生など,非線形力学を志す皆さんの参加をお待ち致します.
日程
- 7月25日(金),26日(土) 10:00-17:00
場所
- 新宿ファーストウェスト C会議室
- 新宿駅西口 徒歩5分
定員
- 50名
参加費用
- 一般31,500円,学生5,250円
テキスト
このページにアクセスするには,ユーザ名とパスワードが必要です. サマースクールに参加される方は,事前にお知らせしたユーザ名とパスワードをご用意ください. また,本講義資料の閲覧に関しては, webmaster@jancae.org 迄ご連絡ください.
募集
- 申し込みは終了いたしました
プログラム
【第一日】 | 講師:山梨大学准教授 吉田純司 題目:超弾性体に関する力学と,有限要素法による離散化の手続き |
超弾性体は,粘弾性体,弾塑性体などの基礎となる重要な材料モデルである.そこで本講義では,超弾性体を有限要素法で取り扱うための基本事項にトピックを限定し講義・演習を行う.具体的には,以下について演習を行いながら学習する.
- 添字の使い方,応力とひずみの定義,テンソルやベクトルによる偏導関数の計算方法
- 代表的な超弾性体について,簡易な変形場を対象とした応力-ひずみ関係の導出手順
- 有限要素法による離散化方法
【第二日】 | 講師:東北大学教授 京谷孝史 題目:連続体力学の基礎 |
力学モデルの構造,各種応力テンソルやひずみテンソル,構成則の役割など,連続体力学の基礎となる基本的概念の理解,およびそれらを自由自在に操るための数学的道具の習得を目的とした講義・演習を行う.
- 力を表す量,変形を表す量とその正規直交座標による表現
- Cauchyの応力テンソルと正方行列を用いた数学的取り扱い
- 連続体の基準配置と現在配置の区別,運動・変形の記述
- 極分解による変形状態の分析と変形を記述する2階テンソル
- 構成則の役割.仕事,エネルギー汎関数
- 他
内容等の技術的な問い合わせ先
- 平郡久司
- E-mail: heguri-h@bridgestone.co.jp
- (株)ブリヂストン タイヤ研究部
- 〒187-8531 東京都小平市小川東町3-1-1
- Tel 042-342-6276 Fax 042-342-6287
参加受付等の事務に関する問い合わせ先
- <配信停止・配信先変更の御連絡>
- 河野文子(担当)・小林卓哉
- E-mail: cae@mech-da.co.jp
- (株)メカニカルデザイン
- 〒182-0024 東京都調布市布田1-40-2 アクシス調布2階
- TEL 0424-82-1539 FAX 0424-82-5106