２０１１年度材料モデリング分科会

２０１１年度材料モデリング分科会・詳細情報

開催趣旨

詳細情報

講義資料

作業部会

２０１１年度第4回材料モデリング分科会の御案内

■日時：2012年3月6日（火）10時～17時
■会場：名古屋市工業研究所，第2会議室
■交通：地下鉄；名港線「六番町」下車（3番出口）すぐ
　　　　　　　市バス；栄22系統，幹神宮2系統等「六番町」下車すぐ
　　　　　　　三重交通バス；名古屋駅「名鉄バスセンター」3階（2番乗場）から
　　　　　　　　50，60，61，63系統に乗車「熱田六番町」下車すぐ

活動の名称

非線形CAE協会・材料モデリング分科会

会長：	吉田純司（山梨大学）
副会長：	瀧澤英男（三菱マテリアル）

活動の概要

以下の内容を基軸に活動を行っています．

材料モデルに関する理論背景の勉強
出典/背景が明確で，自分自身で自由に加工できる材料試験データの収集
汎用のＦＥＭソルバーにおける材料のモデリングの選定/材料定数の同定/解析の雛形データの作成と，そのデータベースの構築
技術情報・Topics の収集 / 技術交流の場の提供

年間の計画

2011年4月～2012年3月までを活動期間とし，下記4回の分科会を予定します．

第１回　6月28日（火）13時～17時　東京農工大（東京・東小金井）　済

活動計画と参加募集
非線形CAE の研究動向と材料モデリング
材料モデリングに注目した新しいソフトウェア技術

第２回　9月16日（金）10時～17時　東京農工大（東京・東小金井）　済

高分子材料の化学，ほか
ゴムの非弾性構成則Ⅰ

第３回　11月25日（金）13時～17時　東北大学（宮城・仙台）　済

異方性弾塑性構成則の実験と解析
ゴムの非弾性構成則Ⅱ
他

第４回　3月6日（火）10時～17時　名古屋市工業研究所（愛知・名古屋）

今年度活動報告

【作業部会】

2009年度から，材料モデリング分科会の参加者から有志を募り，ベンダー各社や大学の先生方の支援のもと，作業部会の形式で金属塑性ユーザサブルーチン作成に取り組んで参りました．
その金属塑性の作業部会が当初の目標を達成したことから，2011年度からはゴムを対象として，粘弾性ダメージモデルのユーザサブルーチンの作成をターゲットとして取り組んで参ります．
2011年度は，ゴムの材料ユーザサブルーチンを作成するために必要な，連続体力学と超弾性体構成則の基礎知識習得を目的に，輪講形式の勉強会を行います．また，勉強会の過程で作成した資料をもとに，最終的に"ゴムの非線力学入門資料"の構築を目指します．
下記の内容で輪講を進めていきます．

テキスト：J. Bonet and R.D. Wood, "Nonlinear Continuum Mechanics for Finite Element Analysis", 2nd Edition, Cambridge Univ. press, 2008.
上記テキスト2章, 4章, 5章及び6章の精読と邦訳作成．邦訳の作成は，参加者の皆様に分担頂きます．
演習問題とその解答例作成．
その他，テキストの内容よりも踏み込んだ内容の解説など．

2011年度は下記4回の作業部会開催を予定しています．

第1回作業部会　9月27日（火）10:00～16:30　東京農工大6号館5階501室

テキスト2章輪講
（第1回作業部会は，2010年度作業部会(金属塑性)と合同開催になります．）

第2回作業部会　12月5日（月）13:00～16:30　東京農工大6号館5階501室

テキスト4章輪講

第3回作業部会　1月31日（火）10:00～16:30　東京農工大6号館5階501室

テキスト5章輪講

第4回作業部会　3月13日（火）13:00～16:30　東京農工大6号館5階501室

テキスト6章輪講

２０１１年度第４回分科会の開催

■日時：2012年3月6日（火）10時～17時
■会場：名古屋市工業研究所，第2会議室
■交通：地下鉄；名港線「六番町」下車（3番出口）すぐ
　　　　　　　市バス；栄22系統，幹神宮2系統等「六番町」下車すぐ
　　　　　　　三重交通バス；名古屋駅「名鉄バスセンター」3階（2番乗場）から
　　　　　　　　50，60，61，63系統に乗車「熱田六番町」下車すぐ

【アジェンダ】（予定）：

10:00～10:10	本年度のまとめ：山梨大学・吉田純司(会長）
10:10～11:10	「バルク材の塑性異方性パラメータの測定例」：名古屋工業大学・北村憲彦
11:10～12:00	作業部会報告～進捗報告とフレームワークの提案～：明治ゴム化成・寺嶋隆史
13:00～14:00	孔付台形ゴム解析のトライアル：ベンダー・ユーザ参加者（取りまとめ，メカニカルデザイン小林）
14:00～15:00	「ゴム材料の長期信頼性評価技術」：豊田中央研究所・福森健三
15:10～16:00	「名古屋市工業研究所における材料モデリングの取組みの紹介と設備見学案内」：名古屋市工業研究所・村田真伸，西脇武志
16:00～16:50	名古屋市工業研究所試験設備見学
16:50～17:00	事務連絡：事務局

２０１１年度第１回分科会の開催

■日時：2011年6月28日（火）13時～17時
■会場：東京農工大，11号館5階，多目的会議室（東京・東小金井）（東門を入ってすぐの11番の建物）
■交通：JR中央線「東小金井駅」下車徒歩10分

【アジェンダ】：

13:00～13:25	今期の計画：山梨大学・吉田純司(会長）
13:25～14:00	昨年度作業部会報告（弾塑性ユーザサブルーチン）：三菱マテリアル・瀧澤英男
14:00～14:15	今年度作業部会計画（超粘弾性ダメージモデルの作成を目標として）：明治ゴム化成・寺嶋隆史
14:15～14:40	「検証用ゴム試験体（孔あき台形ゴム）の実験と解析」：メカニカルデザイン・小林卓哉
14:40～14:50	休憩
14:50～15:50	「非線形CAE の研究動向と材料モデリング」：東北大学・寺田賢二郎
15:50～16:00	休憩
16:00～16:50	「材料モデリングに注目した新しいソフトウェア技術」：くいんと・月野誠
16:50～16:55	次回の案内，事務連絡

２０１１年度第２回分科会の開催

■日時：2011年9月16日（金）10時～17時
■会場：東京農工大，11号館5階，多目的会議室（東京・東小金井）（東門を入ってすぐの11番の建物）
■交通：JR中央線「東小金井駅」下車徒歩10分

【アジェンダ】：

10:00～10:30	本年度計画：山梨大学・吉田純司(会長）
10:30～12:00	数値解析のための発泡体や軟組織の材料試験法：東京農工大学・佐久間淳
13:00～14:30	天然ゴムの構造と物性：長岡技術科学大学・河原成元
14:45～16:15	高振動数下でのゴムの材料試験とそのモデル化：山梨大学・吉田純司
16:15～16:45	M字ゴムの実験と解析（本年度計画）
16:45～17:00	事務連絡：事務局
17:15～	懇親会　東京農工大・生協食堂にて（会費3,000円）

２０１１年度第３回分科会の開催

■日時：2011年11月25日（金）13時～17時
■会場：東北大学青葉山キャンパス，総合研究棟110号室（宮城・仙台）

（図中のC10，1F正面玄関を入って右手）

■交通：JR「仙台駅」よりバスあるいはタクシー

バスでお越しの際には，バスプールの9番乗り場から，宮教大行きもしくは青葉台行きに乗って，「工学部中央」でお降り下さい。到着までの時間は約20分前後です．

【アジェンダ】：

13:00～13:10	本日のAgenda：山梨大学・吉田純司(会長）
13:10～14:30	「地盤材料の弾塑性構成式：モデル化と数値計算のポイント」：東北大学・山川優樹
14:40～16:00	「Mgにおける局所変形量に及ぼす変形双晶の影響」：東北大学・安藤大輔
16:10～16:40	作業部会報告(2010年度終了報告，2011年度進捗報告)：明治ゴム化成・寺嶋隆史，三菱マテリアル・瀧澤英男
16:40～16:55	M字ゴムの実験と解析：メカニカルデザイン・小林卓哉
16:55～17:00	事務連絡：事務局

進め方

去る7月16日，参加自由により第1回の分科会を行いました．今回、第2回以降の正式参加を案内するものです．
実験データおよび解析の入力データは，分科会参加者に公開されます．一般に対しては期間を定め非公開（今年度成果は1年間）としますが，一部代表的なデータについては協会の勉強会でのベンチマーク活動や学会発表を通じ，公益に資する活動に提供されます．