2013年度材料モデリング分科会

2013年度材料モデリング分科会・詳細情報

詳細情報
 

013年度 第6回材料モデリング分科会の御案内

  • ■日時:3月11日(火)10時〜17時00分
  • ■会場:中央大学駿河台記念館 670号教室
  • ■交通: ○JR「お茶の水駅」徒歩3分
    ○千代田線「新お茶の水駅」B1・B3徒歩5分
    ○丸の内線「御茶の水駅」徒歩6分
    ○都営新宿線「小川町駅」B5徒歩5分
 

活動の名称

非線形CAE協会・材料モデリング分科会
会長: 吉田純司(山梨大学)
副会長: 瀧澤英男(三菱マテリアル)
 

活動の概要

以下の内容を基軸に活動を行っています.

  • 材料モデルに関する理論背景の勉強
  • 出典/背景が明確で,自分自身で自由に加工できる材料試験データの収集
  • 汎用のFEMソルバーにおける 材料のモデリングの選定/材料定数の同定/解析の雛形データの作成と,そのデータベースの構築
  • 技術情報・Topics の収集 / 技術交流の場の提供

今年度の具体的な開発活動は,以下の4項目です.あわせて関連した講義を計画致します.

  • エラストマー材料を対象とした超弾性・粘弾性・ダメージ構成則の構築と汎用FEMへの実装
  • 弾塑性材料を対象とした乗算分解型・弾塑性構成則の知見習得とコーディングへの準備
  • 昨年度,名古屋市工業研究所にて実施した樹脂材料試験データの同定
  • 樹脂材料を対象とした実験の継続推進
 

年間の計画

2013年4月〜2014年3月までを活動期間とし,下記6回の分科会を予定します.

  • 第1回 6月11日(火)13時〜17時 東京農工大(東京・東小金井)
    • 活動計画と参加募集
    • 昨年度の実績
    • 材料研究に関する講演
  • 第2回 7月16日(火)10時〜17時 東京農工大(東京・東小金井)
    • 作業部会における活動分担の背景理論レクチャー
    • 樹脂の非弾性構成則T
  • 第3回 9月20日(金)13時〜17時 アシックス・スポーツ工学研究所
    • 樹脂材料の実験と解析
    • 樹脂の非弾性構成則U
  • 第4回 11月12日(火)10時〜17時 東京農工大(東京・東小金井)
    • 作業部会の進捗報告とディスカッション(1)
  • 第5回 1月14日(火)10時〜17時30分 名古屋市工業研究所
    • 作業部会の進捗報告とディスカッション(2)
    • 樹脂材料の実験と解析
  • 第6回 3月11日(火)10時〜17時 中央大学駿河台記念館(東京・御茶ノ水)
    • まとめ
 

作業部会の進め方

2009年度から,参加者から有志を募り,ベンダー各社,大学先生方の支援のもと,作業部会の形式で金属塑性ユーザサブルーチン作成に取り組んで参りました.その金属塑性の作業部会が当初の目標を達成したことから,2011年度からはゴムを対象として,粘弾性ダメージモデルのユーザサブルーチンの作成をターゲットとして取り組んでいます.

昨年度は,ゴムの材料ユーザサブルーチンとして,超弾性・ダメージモデルの開発を行いました.その検証と汎用FEMへの組み込みを行います.(下記,B, C班)また,それを粘弾性に発展させるためのコーディングを開始します.(下記D班)

さらに次年度以降に向けて,弾塑性・乗算分解のコーディングのための準備作業として,テキストの読解を開始します.(下記A班)

作業は,全6回の会期のなかで実施してまいります.募集時に,各班への参加のご意向を伺いますので,ご回答いただいて応募を御願い致します.

  • A. 基礎理論班:弾塑性・乗算分解のコーディングを念頭に,今年度はBonetのテキストの和訳と解説を担当
  • B. 検証班:昨年のフコク・小川氏の検討結果を横展開するため,理論解との比較を中心に作成したサブルーチンの検証を担当
  • C. Plug班:昨年来開発の超弾性・ダメージモデルのサブルーチンを,汎用コードのユーザサブルーチンとして機能させるために,接続部分の開発を担当(主にはソフトウェアベンダー殿からの参画を予定)
  • D. 粘弾性班:Simoおよび,Reeseによる粘弾性発展式を,新たにユーザサブルーチンとしてコーディング,検証を担当
 

進め方,成果の扱い

先般,第1回の分科会を参加自由により行いました.今回,第2回以降の正式参加を案内するものです.

実験データおよび解析の入力データは,分科会参加者に公開されます.一般に対しては期間を定め非公開(今年度成果については1年間)としますが,NPOの趣旨に則り,公開を基本的な方針として進めます.成果は原則として協会に帰属します.

ただし,活動内容が高度化するにしたがい開発には2,3年を要することが大半となってきました.そのため開発途上での成果を,タイムリーに一般に公開してゆくことが徐々に難しくなりつつあるのも実情である点を,ご了解ください.

一部代表的なデータについては,協会の勉強会や学会発表を通じ,上記の期限にかかわらず公益に資する活動に提供されることがあります.

 

2013年度 第6回分科会の開催

  • ■日時:3月11日(火)10時〜17時
  • ■会場:中央大学駿河台記念館 670号教室
  • ■交通: ○JR「お茶の水駅」徒歩3分
    ○千代田線「新お茶の水駅」B1・B3徒歩5分
    ○丸の内線「御茶の水駅」徒歩6分
    ○都営新宿線「小川町駅」B5徒歩5分

【アジェンダ】:

 10:00-10:05イントロダクション
 10:05-12:00作業部会報告(作業部B班, C班, D班)
 13:00-15:00講義:「弾塑性モデルの数値計算法」(山梨大学・吉田純司)
 15:00-16:10作業部会報告(樹脂班)
 16:10-16:50今年度まとめと来年度予定(日本工業大・瀧澤英男,明治ゴム化成・寺嶋隆史)
 16:50-17:00事務連絡
 

2013年度 第5回分科会の開催

  • ■日時:1月14日(火)10時〜17時30分
  • ■会場:名古屋市工業研究所 (正面玄関を入り,会議室は現地の案内をご覧ください.)
  • ■交通:地下鉄・名港線「六番町」下車(3番出口)すぐ

【アジェンダ】:

 10:00-10:05イントロダクション
 10:05-11:05等方的な高剛性シェル構造の開発(UACJ 高橋昌也様)
 11:05-12:00Bonetテキスト3章輪講(作業部会A班)
 12:50-13:50樹脂の材料試験と引張試験解析(樹脂班進捗報告)
 13:50-16:20Bonetテキスト7章輪講(作業部会A班,吉田先生)
 16:20-17:25作業部会進捗報告(作業部会B, C, D班)
 17:25-17:30事務連絡

※ ご参加の際には,下記テキストをご持参ください.
Javier Bonet, Richard D. Wood , Nonlinear Continuum Mechanics for Finite Element Analysis, 2nd Edition, Cambridge University Press, 2008.

 

2013年度 第4回分科会の開催

【アジェンダ】:

 10:00-10:05イントロダクション
 10:05-10:50検証の進捗報告(B班)
 10:50-12:00粘弾性コーディングの進捗と解説(D班)
 13:00-14:00Reeseモデル整合接線係数の解説(吉田先生)
 14:00-17:00Bonetテキスト3章輪講(A班解説,途中適宜休憩あり)

※ ご参加の際には,下記テキストをご持参ください.
Javier Bonet, Richard D. Wood , Nonlinear Continuum Mechanics for Finite Element Analysis, 2nd Edition, Cambridge University Press, 2008.

 

2013年度 第3回分科会の開催

  • ■日時:9月20日(金)13時〜17時
  • ■会場:アシックス・スポーツ工学研究所(神戸市西区高塚台6丁目2番1)
  • ■交通:神戸市営地下鉄・西神中央駅から,タクシーで1,000円以下程度.

【アジェンダ】:

 13:00-10:05開会
 13:05-14:20スポーツ工学分野におけるシミュレーション(仮題):アシックス・西脇剛史
 14:30-15:30アシックス・スポーツ工学研究所 施設見学
 15:30-16:30力学シミュレーションを活用した次世代型人工関節の開発:ナカシマメディカル・野山義裕
 16:30-16:45事務連絡
 16:50連絡バスにより移動,西神中央駅にて解散
 17:15懇親会
 

2013年度 第2回分科会の開催

【アジェンダ】:

 10:00-10:05開会
 10:05-11:00ユーザサブルーチン"UMMDr"解説:明治ゴム化成・寺嶋隆史
 11:00-12:00微小ひずみ粘弾性の基礎 実験とモデル化:株式会社メカニカルデザイン・小林卓哉・佐藤維美
 13:00-14:30非線形粘弾性(粘・超弾性)の基礎理論:山梨大学・吉田純司
 14:45-15:45弾性・非弾性の乗算分解の基礎:MSC・渡邉浩志
 15:45-16:20作業部会の進め方説明:明治ゴム化成・寺嶋隆史
班分け発表
各班の進め方説明
検証例題解説
 16:20-16:30事務連絡
 16:30-17:00作業部会参加者ブリーフィング
 

2013年度 第1回分科会の開催

【アジェンダ】:

 13:00〜13:1524年度総括:山梨大学・吉田純司(会長)
 13:15〜13:45H24年度樹脂引張試験まとめ:名古屋市工業研究所・西脇武志
 13:45〜14:15H24年度作業部会活動まとめ:明治ゴム化成・寺嶋隆史(部会長)
 14:15〜14:35H25年度活動予定概略:山梨大学・吉田純司(会長)ほか
 14:35〜14:45休憩
 14:45〜16:15塑性構成式の考え方とモデル化のための実験
〜 基礎と最近の進歩 〜:農工大・桑原利彦
 16:15〜16:30事務連絡 他
 

参加費用(第2回分科会以降、正式参加の方)

一般(企業など団体からの参加):95,000円(税別)
一般(個人参加*注):30,000円(税別)
学生:18,000円(税別)

*注:個人名での振込に限ります.協会からも領収書を発行しません.
 ※参加費用の請求は,今年8月頃より順次郵送を予定しています.
 ※同一部課から申込みの場合は割引があります.詳細はHPの申込みページを参照ください.

 

2回以降分科会参加申し込み

  • 申し込みは終了いたしました.
 

講義担当(通年)

  • 山梨大学:吉田純司
  • 東京農工大学:桑原利彦
  • 東北大学:寺田賢二郎
  • 横浜国立大学:山田貴博
  • ほか
 

内容等の技術的な問い合わせ先

  • 平郡久司
  • E-mail:heguri-h@bridgestone.co.jp
  • (株)ブリヂストン タイヤ研究部
  • 〒187-8531 東京都小平市小川東町3-1-1
  • TEL 042-342-6276 FAX 042-342-6287
 

参加受付等の事務に関する問い合わせ先

  • 配信停止・配信先変更の御連絡
  • 河野文子(担当)・小林卓哉
  • E-mail:cae@mech-da.co.jp
  • (株)メカニカルデザイン
  • 〒182-0024 東京都調布市布田1-40-2 アクシス調布2階
  • TEL 0424-82-1539 FAX 0424-82-5106