非線形CAE勉強会

第16期非線形CAE勉強会・シラバス

 

第4日目 (2009年11月29日日曜日):解析における選択

4-1 振動問題の解法の選択
〔中川稔章@豊田中研〕(80)
  1. はじめに
  2. 過渡応答と周波数応答について
  3. 動的縮約について
  4. 複素固有値解析について
  5. 感度・寄与度解析について
  6. まとめ
4-2 陰解法と陽解法の選択
〔宮地岳彦@JSOL〕(80)

本講義では、構造解析における陽解法と陰解法の選択について、解説する。非線形CAEの主流ともいえる非線形の構造解析において、時間積分手法には陽解法と陰解法の選択肢があるが、解析・設計担当者は日程業務の中で、その呼称からも想像される難解な理論背景を持つそれぞれの手法の選択を要求されている。ここでは数学的な厳密さには多少目をつぶりつつ、その定式化をなるべくわかりやすく説明し、そこから導かれる陽解法、陰解法の特徴、注意点を解説する。各解析テーマにおいてなぜ陽解法/陰解法で解くべきか、という選択基準について理解を深め、さらに新しい解析テーマを構築するための基礎を習得することを目指す。

  1. 陽解法と陰解法 どのように使い分けている?
  2. 定式化の違いとそこから導かれる特徴
  3. 例題による理解
  4. 特徴から導かれる陽解法/陰解法の選択
4-3 要素選択の基礎
〔山田貴博@横国大〕(100)
4-4 要素のベンチマーク
〔松井和己@横国大・遠藤明香@JSOL・月野誠@くいんと・佐藤維美@メカニカルデザイン〕(70)
4-5 総括
〔寺田賢二郎@東北大〕(10)