非線形CAE勉強会
第19期非線形CAE勉強会・開催案内
第19期 非線形CAE勉強会
「流れと構造のCAE 〜CFDと流体構造連成の基礎〜」のご案内
特定非営利活動法人非線形CAE協会
第19期非線形CAE勉強会 運営委員会
委員長 寺田 賢二郎
この度の東北地方太平洋沖地震により,被災された皆様に心よりお見舞いを申し上げます.被災地の一日も早い復興をお祈り申し上げます.
さて,非線形CAE協会(理事長 寺田賢二郎:東北大学大学院工学研究科土木工学専攻准教授)(https://www.jancae.org/)では,実務的な応用に根ざした非線形力学・動力学などの基礎理論およびCAEソフトに取り入れられている理論や技術を体系的に学び,身につける場として定期的に「非線形CAE勉強会」を企画しております.第1期(2002年冬)から第18期(2010年秋)まで,毎年2回ずつ開催して参りましたが,おかげさまで大勢の方々からのご支持を頂いており,この春も下記の要領で第19期非線形CAE勉強会を開催する運びとなりました.
今回の非線形CAE勉強会では,計算科学の研究対象の大きな流れであり,かつ産業界でもその貢献を受けている二つの分野,すなわち固体(構造解析)と流体(流体解析),及びその境界領域であるそれらの連成解析に焦点をあてました.
流体・構造のそれぞれの解析は独自に発展した分野であり,計算手法(時間発展,空間離散化,物理モデルの表現…)が大きく異なり,それを連成させる手法は非常に難易度の高い領域とされています.一方で,この二つが連成した現象を分析することは産業界で大きなニーズがあります.流体構造連成現象を正しく解き,理解するためには,構造解析,流体解析をそれぞれ正しく理解し,さらに連成手法としてどのような仮定でどのように解いているのか,という背景を理解する必要があります.
本勉強会では固体・流体の連続体としての力学から数値解析の手法といった基礎を解説し,さらにどのような連成手法が存在し,それをどのように解いているのかを勉強します.さらに産業界・学術界での適用事例をもって,流体解析・流体構造連成解析がどのように応用されているかを講演いただきます.
なお,参加費につきましては,若い技術者を応援するため,年齢に応じて区分をさせていただきました.ご理解をいただきますようお願い申し上げます.CAEの実務に携わる方々,非線形CAEの技術を作り上げていくべき若い技術者・研究者の参加をお待ちしております.
日程
- 第1日目:2011年 6月 4日(土) 10:00〜16:20
- 第2日目:2011年 6月 5日(日) 9:30〜16:30
- 第3日目:2011年 7月 2日(土) 10:00〜16:50 + 懇親会
- 第4日目:2011年 7月 3日(日) 9:30〜16:10
場所
中央大学駿河台記念館 (〒101-8324 東京都千代田区神田駿河台3-11-5)
交通: | JR「お茶の水駅」徒歩3分 |
千代田線「新お茶の水駅」B1・B3徒歩5分 | |
丸の内線「御茶の水駅」徒歩6分 | |
都営新宿線「小川町駅」B5徒歩5分 |
定員
定員150名(先着順,定員になり次第締め切らせて頂きます.)
○ 一般参加費用(税別) | |
・Aコース(4日間全日参加) | :30,000円 |
・Bコース(前半2日間参加) | :20,000円 |
・Cコース(後半2日間参加) | :20,000円 |
○ Aコース(4日間全日参加)のみ,年齢により割引をいたしますので, 以下のような参加金額となります.(税別) |
|
・30歳以下 | :30,000 → 10,000円 |
・31〜35歳 | :30,000 → 20,000円 |
・60歳以上 | :30,000 → 10,000円 |
※懇親会は会費3,000円別途.
※年齢については,2011年6月4日現在の年齢とし,自己申告制とします.
※詳細は,下記の申し込みのホームページを御覧下さい.
参加申込
申し込みは終了いたしました.
内容等の技術的な問い合わせ先
- 平郡久司
- E-mail: heguri-h@bridgestone.co.jp
- (株)ブリヂストン タイヤ研究部
- 〒187-8531 東京都小平市小川東町3-1-1
- TEL 042-342-6276 FAX 042-342-6287
参加受付等の事務に関する問い合わせ先
- 配信停止・配信先変更の御連絡
- 河野文子(担当)・小林卓哉
- E-mail: cae@mech-da.co.jp
- (株)メカニカルデザイン
- 〒182-0024 東京都調布市布田1-40-2 アクシス調布2階
- TEL 0424-82-1539 FAX 0424-82-5106