非線形CAE勉強会

第21期非線形CAE勉強会・シラバス

 

第1日目(2012/5/19,10:00〜17:00)
 基礎理論による分解と再統合(1)
 (東海大学高輪キャンパス 大講義室)

1-1 イントロダクション
〔運営委員〕
1-2 連続体力学の基礎
〔京谷孝史(東北大学)〕
  1. 力学モデルの構造と構成則の役割
  2. Cauchy応力テンソル
  3. 二階テンソルの座標変換
  4. 応力テンソルの不変量,主応力,主軸
  5. 有限ひずみテンソル,微少ひずみテンソル
  6. 種々の応力テンソル
  7. 連続体のつり合い式と境界値問題の構成
  8. 客観性のある応力速度
1-3 流体力学の基礎
〔白崎実(横浜国大)〕

流体力学の基礎的な部分について,非圧縮性流れを念頭において学ぶ.流体力学で現れる用語の意味や概念について理解するとともに,数式が意味する物理的な内容をイメージできるようになることを目指す.

  1. イントロダクション
    • 1.1 流体力学の概要,流体の性質
    • 1.2 流体力学で現れる用語とその意味
  2. 流体運動の表現
    • 2.1 流れを表す量
    • 2.2 Lagrangeの方法とEulerの方法
    • 2.3 Lagrange微分
    • 2.4 3つの線
    • 2.5 渦と渦度
  3. 流れの支配方程式
    • 3.1 連続の式
    • 3.2 Eulerの運動方程式とBernoulliの定理
    • 3.3 Navier-Stokes方程式
    • 3.4 境界条件,初期条件
  4. いくつかの流れと物体に働く力
    • 4.1 Navier-Stokes方程式の厳密解と近似
    • 4.2 境界層と物体に働く力