非線形CAE勉強会
第25期非線形CAE勉強会・シラバス
「構造力学を踏まえたこれからのCAE」
第2日目(2014/5/18,10:00〜16:10)
2-1 | イントロダクション 〔運営委員〕 |
2-2 | 構造力学とは何か 〔斉木功(東北大学)〕 |
- 構造の力学モデル
- 1.1トラス・はり・板・シェル
- 1.2合応力としての断面力
- 1.3支配方程式
- 構造力学の目的
- 2.1手計算力学
- 2.2断面力から応力を求める
- 構造力学で用いられる解法
- 3.1仮想仕事の原理と補仮想仕事の原理
- 3.2相反定理とMuller-Breslauの方法
- マトリクス構造解析と有限要素法
2-3 | はり,板,シェルの理論 〔山田貴博(横国大学)〕 |
構造物をはりやシェルなどの構造要素を用いてモデル化することは,計算効率の面だけではなく構造物における力学メカニズムを理解する上で有用である.構造要素を適切に使用するためには,力学的な仮定と表現される力学挙動を理解することが重要となる.ここでは,連続体力学とはり,板,シェルの力学の関係から構造要素によるモデル化と構造力学を概説する.
- 連続体力学から材料力学へ:はりの力学
- 1.1 はりにおける仮定とanzats
- 1.2 はりの曲げに対する支配方程式
- 1.3 はりのねじり
- 板曲げの力学
- 2.1 板曲げにおける仮定とanzats
- 2.2 板曲げに対する支配方程式
- 2.3 板曲げ問題の境界条件
- シェルの力学
- 3.1 シェルの力学メカニズムと合応力
- 3.2 シェルの形態と力学メカニズム
- 構造システム
- 4.1 トラス構造
- 4.2 ラーメン構造
- 4.3 構造物における力学メカニズム