非線形CAE勉強会

第37期非線形CAE勉強会・シラバス

 

「非線形CAEの本質を見る力〜課題解決力のレベルアップ〜」

第1日目(2020/10/24,10:00〜17:00)

1-1 連続体の力学
※途中休憩時間を含む
〔京谷孝史(東北大学)〕
  1. Cauchy応力テンソルとつり合い式
  2. 変形勾配テンソル
  3. 有限ひずみテンソルと微小ひずみテンソル
  4. 構成則の役割(微小ひずみ理論を例に)
  5. 仮想仕事式
  6. 種々の応力テンソル
  7. および上記に関連した数学の基礎
1-2 構成式の基礎
〔寺田賢二郎(東北大学)〕

構成則に関する以下の項目について、例を交えながら解説する。

  1. 有限要素法のなかの構成則
  2. 構成則の基本構造
  3. 構成則の種類
  4. 代表的な構成則
  5. 構成則の離散化
  6. 構成則の課題
1-3 材料モデルの本質を見る力(弾塑性・ほか)
〔瀧澤英男(日本工業大学)〕
  1. イントロダクション
    • 1.1 「流れる固体」としての塑性の本質
    • 1.2 弾性・塑性・粘性
    • 1.3 一次元の弾塑性モデル
  2. 塑性構成式の基本概念
    • 2.1 塑性変形の特徴
    • 2.2 降伏条件
    • 2.3 硬化則(等方硬化・移動硬化)
    • 2.4 流れ則
    • 2.5 関連流れ則の意味
  3. ユーザサブルーチンと異方性降伏関数
    • 3.1 異方性降伏関数のモデリング
    • 3.2 JANCAE/UMMDpの紹介
  4. まとめ
1-4 材料モデルの本質を見る力(超弾性・ほか)
〔門脇弘(ブリヂストン)〕
  1. イントロダクション
    • 1.1 超弾性体、粘弾性体材料モデルが必要な理由
    • 1.2 機械材料としてのゴム材料の特徴
  2. 線形弾性体
  3. 超弾性体
    • 3.1 超弾性体とは
    • 3.2 非圧縮性の取り扱い
    • 3.3 様々な超弾性体材料モデル
    • 3.4 線形弾性体との比較
    • 3.5 超弾性体材料モデルのパラメータ同定方法
  4. 粘弾性体
    • 4.1 粘弾性体とは
    • 4.2 粘弾性体材料モデル
    • 4.3 粘弾性体材料モデルのパラメータ同定方法