非線形CAE勉強会

第6期非線形CAE勉強会・シラバス・第2日目

 

第2日目:CAEのための基礎理論 Part II(2004年11月14日 日曜日)

2-1CAEのための動力学の基礎−機構・振動・音響解析を中心として−
〔中川稔章・稲垣瑞穂・鶴見康昭・阿部倉貴憲@豊田中央研究所〕(90)
  1. 振動解析
    • 1.1 振動解析の基礎
    • 1.2 有限要素法による振動解析
  2. モード解析
    • 2.1 モード縮退の基礎
    • 2.2 不拘束モードと剰余剛性
    • 2.3 Guyan縮退から拘束モード法へ
  3. 音響解析
    • 3.1 音響理論の基礎
    • 3.2 音と振動との連成解析
  4. 機構運動解析
    • 4.1 機構運動の基礎
    • 4.2 多体系の動力学解析(マルチボディダイナミクス)
2-2動力学のまとめと演習
〔中川稔章・稲垣瑞穂・鶴見康昭・阿部倉貴憲@豊田中央研究所〕(40)
2-3CAEのためのマルチスケール解析の基礎
〔弓削康平@成蹊大・平郡久司@ブリヂストン〕(60)
  1. はじめに
  2. 周期性のないマルチスケール問題
    • 2.1 巨大構造物のマルチスケール解析
    • 2.2 要素レベルのマルチスケール解析
    • 2.3 メッシュの重ね合わせによるマルチスケール解析
  3. 周期性のあるマルチスケール問題
    • 3.1 複合材料力学に基づくマルチスケール解析
    • 3.2 均質化法によるマルチスケール解析
2-4CAEのための流体力学の基礎
〔樫山和男@中央大〕(90)
  1. 流れ問題の支配方程式とその特徴
    • 1.1 ポテンシャル流れ
    • 1.2 非圧縮性粘性流れ
    • 1.3 熱対流
    • 1.4 自由表面流れ
  2. 時間の離散化手法
    • 2.1 差分法
    • 2.2 有限要素法
  3. 空間の離散化手法
    • 3.1 Galerkin有限要素法
    • 3.2 Petrov-Galerkin有限要素法
  4. 流れ解析の実際
    • 4.1 ポテンシャル流れ
    • 4.2 非圧縮性粘性流れ
    • 4.3 熱対流
    • 4.4 自由表面流れ
2-5CAEのための電磁界解析の基礎
〔藤原耕ニ@岡山大学〕(60)
  1. 電磁界解析において把握しておきたいキーワード
    • 1.1 磁気現象
    • 1.2 ベクトル解析
    • 1.3 線形代数
    • 1.4 磁界解析手法
  2. 三次元磁界解析を実用化した諸技術
    • 2.1 辺要素
    • 2.2 数値解析的ゲージ変換
    • 2.3 電流の連続性の考慮法
    • 2.4 シフトパラメータを導入した ICCG 法
    • 2.5 直線探索を導入したニュートン・ラフソン法
  3. 磁気回路解析のキーポイントは磁気特性モデリング
    • 3.1 励磁条件と磁化過程
    • 3.2 磁気特性の入手に対する姿勢
    • 3.2 磁気特性の近似法
  4. 解析手法は同一でも異なる計算効率
  5. ユーザのニーズはいつも大規模計算