非線形CAE勉強会
第40期非線形CAE勉強会・開催案内
第40期 非線形CAE勉強会
「理解にもとづく非線形CAEの活用 〜解ける問題・解けない問題〜」のご案内
特定非営利活動法人非線形CAE協会
第40期非線形CAE勉強会 運営委員会
委員長 寺田 賢二郎
拝啓 時下益々ご清栄のこととお慶び申し上げます.
非線形CAE協会(理事長 寺田賢二郎:東北大学教授)(https://www.jancae.org/)では,実務への適用を念頭に,非線形シミュレーションに関する理論と技術を学ぶ場として,「非線形CAE勉強会」を開催しております.
近年,CAEは限られた技術者だけのものではなく,多くの技術者が実務において当たり前に使用する身近なものになってきました.さらには,解けない現象はないと思わせるほど豊富な機能を備え多くの分野へとCAEの活用が広がっています.
ここで,改めてCAEで「解ける」とはどういうことなのか考えてみましょう.実際にCAEを使い日々の業務を行っている方々であれば,「解ける」とは単に「計算が出来る」のではなく「実務に使える」ことを意味するのではないでしょうか.「実務に使える」ということは,対象とする問題や現象についてCAEを用いて納得できる数学的,力学的な解釈を与えることが可能であることだと考えます.今回,「理解にもとづく非線形CAEの活用 〜解ける問題・解けない問題〜」と題して勉強会を企画いたしました.実務においてまだ解けない,解くことが難しい不連続問題や流体―構造連成問題について研究の進展を取り上げます.また,CAEソフトウェア側の観点から「解けない」問題への対策,テクニックについて講義して頂きます.この勉強会を通して,対象としている問題や現象がなぜ「解けない」のかその理由を理解し,それを克服する研究の進展とアプローチを知ることを目指します.
構造物の不安定現象の研究において御高名な,当協会ともゆかりが深い,岐阜大学名誉教授 藤井文夫先生が,昨年惜しくもご逝去されました.追悼講演として藤井文夫先生と関わりの深い方々に講演をして頂きます.
新型コロナウイルス感染症の拡大防止と受講される皆様の安全を確保するため,オンライン形式での開催実施を予定しております.遠方の皆様にもお気軽にご参加を検討いただけますと幸いです.なお一部の講義においては,オンデマンド配信を予定しております.
技術者・研究者の皆様に,実務でのCAEの扱い方,結果の解釈の方向性を決める一助となれば幸いです.
敬具
日程
<基礎勉強会>
オンライン(Zoomウェビナー) | |
2022年5月16日(月)10:00〜17:00 | |
オンデマンド配信 | |
2022年5月17日(火)〜 5月26日(木) |
<勉強会本会>
オンライン(Zoomウェビナー) | ||
第1日目: | 2022年5月21日(土) 9:30〜17:00 | |
第2日目: | 2022年6月11日(土) 9:30〜17:00 | |
第3日目: | 2022年6月25日(土) 9:30〜17:00 | |
第4日目: | 2022年7月 9日(土) 9:30〜17:10 | |
オンデマンド配信(一部講義) | ||
第1日目: | 2022年5月22日(日)〜5月31日(火) | |
第2日目: | 2022年6月12日(日)〜6月21日(火) | |
第3日目: | 2022年6月26日(日)〜7月 5日(火) | |
第4日目: | 2022年7月10日(日)〜7月19日(火) |
定員
(先着順,定員あるいは申込期限になり次第締め切らせて頂きます)
○ 基礎勉強会 | :200名 |
○ 勉強会本会 | :250名 |
参加費用 (税込)
○ 基礎勉強会 | :5,500円(下記の本会とは別途です.) |
○ 勉強会本会 | 一般参加 | :11,000円 |
個人参加(※注) | :5,500円 | |
学 生 | :5,500円 |
※注:個人名での振り込みに限ります.協会から領収書を発行しません.
参加申込
<申込期限> | |
基礎勉強会:2022年5月12日(木)10:00締切 | |
勉強会本会:2022年5月19日(木)10:00締切 |
本ウェビナーおよびオンデマンド配信の録画・録音等,ならびにお申込者様以外の方のご聴講は禁止いたします.
申し込みは終了しました.
内容等の技術的な問い合わせ先
- 伊田徹士
- E-mail: ida.tetsuji@jsol.co.jp
- (株)JSOL エンジニアリング事業本部
参加受付等の事務に関する問い合わせ先
- 河野文子(担当)・生出佳
- E-mail:cae@jancae.org
- 特定非営利活動法人非線形CAE協会事務局