非線形CAE勉強会

第22期非線形CAE勉強会・シラバス

 
シラバス
第1日目
 
勉強会の様子
基礎勉強会
第1日目
 

第1日目(2012/11/10,10:00〜17:00)

1-1 イントロダクション
〔運営委員〕
1-2 連続体力学の基礎
〔京谷孝史(東北大学)〕
  1. 力学モデルの構造
  2. Cauchy応力テンソル
  3. 有限ひずみテンソル,微少ひずみテンソル
  4. 連続体のつり合い式と境界値問題の構成
  5. 仮想仕事式
  6. 質量保存則,運動方程式
  7. 種々の応力テンソル
  8. 数学の道具
    • 二階対称テンソルの固有値と固有ベクトル
    • ベクトルと二階テンソルの座標変換
    • ガウスの発散定理
    • 輸送定理
    • 物質時間微分
1-3 有限要素法における空間と時間の離散化
〔弓削康平(成蹊大学)〕

有限要素法による準静的な解析も見方を変えれば動的な解析の仲間のひとつです。ここでは,同じ支配方程式から問題に応じていろいろな解法に分かれていく有限要素法解析についてなるべく分かりやすく体系的に説明したいと思います。

  1. 支配方程式
  2. 有限要素法による定式化
  3. 静的問題
  4. 動的問題
    • 固有値解析
    • 周波数応答解析
    • 直接時間積分法
       陰解法と陽解法, 安定性解析
  5. 非線形解析への序説
    • 定式化と収束計算 など