非線形CAE勉強会

第22期非線形CAE勉強会・シラバス

 
シラバス
第4日目
 
勉強会の様子
基礎勉強会
第1日目
 

第4日目(2012/12/2,9:30〜16:30)

4-1 汎用ソフトによる最新手法事例(1)
〔LS-DYNA(JSOL),ADINA(ニュートンワークス),VOXELCON(くいんと)〕
4-2 汎用ソフトによる最新手法事例(2)
〔MSCソフトウェア,ABAQUS(メカニカルデザイン)〕
4-3 汎用ソフトによる最新手法事例(3)
〔ANSYS(サイバネット),COMSOL(計測エンジニアリング)〕
4-4 合金熱力学およびフェーズフィールド法の基礎と応用
〔小山敏幸(名工大学)〕

多変数系における熱力学を基礎に、熱力学体系の一般化について説明するとともに、実効的な計算熱力学についてCALPHAD法を基礎に解説する。続いて相分離と変位型変態を例に、フェーズフィールド法の基礎について説明し、近年の当該分野の広がりについて紹介する。最後に応用として、組織形態情報を用いた材料特性解析の例を示し、次世代の材料設計の方向性について述べる。

  1. 多変数系における熱力学
  2. 計算熱力学の基礎
    • 2.1 平衡状態図とギブスエネルギー
    • 2.2 ギブスエネルギーの定式化
    • 2.3 TDBファイルの書式
    • 2.4 状態図計算
  3. 計算組織学の基礎(拡散型および変位型変態を例に)
    • 3.1 フェーズフィールド法
    • 3.2 勾配エネルギー
    • 3.3 フェーズフィールド微視的弾性論
    • 3.4 フェーズフィールドシミュレーション例
  4. 特性計算への応用
    • 4.1 力学特性
    • 4.2 磁気特性
    • 4.3 誘電特性
4-5 総括
〔運営委員〕